PWSA - NPO法人 パーソナルウォータークラフト安全協会

やさしく乗ろうよ、安全に

マナーを守り「他人に迷惑をかけない」
ライダーを目指しましょう。

PWSA - NPO法人 パーソナルウォータークラフト判安全協会

PWC(水上オートバイ)のゲレンデの周囲には生活している人々がいます。
また釣り人やマリンレジャーを楽しんでいる人々がいます。
PWCは自然を身近にアクティブに体感することができる魅力あふれる乗り物です。
一人でも多くの人々にこの素晴らしい乗り物を体験していただきたいのです。
しかしながら一人でもマナーを守らないライダーがいるだけで
PWCの普及・発展は疎外されてしまいます。
PWC愛好者の方には安全やマナーを常に考え、水面利用者や自然との協調を
大切にする心を育てていただきたいと願っています。

やさしく乗ろうよ、
人も自然も大切に

周囲のことを考えて静かに走ろう

住宅地付近や早朝走行は避けましょう。住宅地付近や人の多いところではなるべく乗らないようにしましょう。
また早朝の走行も避けましょう。

陸上での空ぶかしはやめましょう。出艇前の陸上での空ぶかしは周りの人の迷惑となりますので絶対にやめましょう。

岸辺近くでは低速航行心がけよう。岸辺近くでは、低速航行を心掛け騒音による迷惑をかけないようにしましょう。

集団走行時はPWC間の距離を保ち低速走行を心がけよう。複数台で走行すると騒音が一層高くなる傾向にあります。集団での走行時はPWC間の距離を保ち、なるべく低速で走りましょう。

美しい海や湖、河川をいつまでも残そう

水道取水口付近での遊走はやめましょう。

淡水域では特に環境に優しいレギュラーガソリンを使用しましょう。

不必要なアイドリングはやめましょう。

燃料の給油時にはこぼさないように万全の注意をしましょう。

燃料系の改造を施した艇での走行はやめましょう。

あなたのために、周囲の方々のために

無免許者に操縦させない
乗船時は救命胴衣を着用しましょう
操船前点検を行いましょう
事前に天気を確認しましょう
携帯電話を所持しましょう
PWSA会員 対人賠償責任保険に加入しましょう

グッドライダーの三大原則

PWSA(パーソナルウォータークラフト安全協会) では「やさしく乗ろうよ、人も自然も大切に。」をスローガンにPWCの健全な普及を推進しています。マナーを守り、自然と人に優しいPWCライフへのご協力をお願いいたします。

グッドライダーの三大原則

自分のことは自分で責任を持つ

  • 乗船時は条件を満たす小型船舶操縦士免状を常に携帯しましょう。
  • PWCは定期的(3年毎)に船舶検査を受けましょう。
  • 法定備品を搭載し、救命胴衣は必ず着用しましょう。
  • 航行区域を守りましょう。
  • 定員を守りましょう。
  • 日没後、日の出前の航行はやめましょう。
  • 飲酒してからの乗船はやめましょう。
  • 地域の条例、指導要綱に従いましょう。

他人に対して迷惑をかけない

  • 早朝や人家の多いところでは乗らないようにしましょう。
  • 操業中の漁船に近づいたり、船舶の多い水域での航行はやめましょう。
  • 釣り人やダイバーの近くでは走らないようにしましょう。
  • 定置網や養殖場には近づかないようにしましょう。
  • 港内や航路、また岸近くではスピードを落とし、
    他船等に曳き波で迷惑をかけないようにしましょう。
  • 迷惑駐車はしないようにしましょう。
  • 海水浴場や水泳場への乗り入れはやめましょう。

自然・社会環境を大切にする

  • 浅瀬では遊走しないようにしましょう。
  • ゴミは必ず持ち帰りましょう。
  • 四輪駆動車等での乗り入れ時はビーチを荒らさないようにしましょう。

PWCのマナー

  • ゴミは必ず持ち帰りましょう。ゲレンデに残したゴミが近隣の住民にとって多大な迷惑になっています。
    自分で出したゴミは自分で持ち帰り、いつまでもきれいで気持ちの良いゲレンデを利用しましょう。
  • 違法駐車や迷惑駐車はやめましょう。違法駐車や迷惑駐車も近隣の住民や道路利用者に多大な迷惑をかけてしまいます。
    車は決められた場所に駐車することで、心置きなくPWCを楽しむことができます。
  • ゲレンデや地域のローカルルールを守ろう。それぞれのゲレンデには使用法や走行に際して利用者自らが話し合い、独自のルールを設定している場合があります。
    これはいつまでも健全にゲレンデが使えるよう努力して生まれた自主ルールですから、必ず尊重してください。

ちょっとした不注意が
大きな事故に
つながっています。

PWC(水上オートバイ)は正しく利用すると
安全で楽しい乗り物です。
しかしPWCの特性を理解していない方が
誤った操船方法や適切な装備を行なわずに航行した際に、
様々な事故を引き起こしています。

  • 衝突
  • 牽引遊具関係
  • 遊泳者との事故

事故の種類と原因出典:第三管区海上保安本部「水上オートバイ事故事例集」

衝突・追突

原因
操船不適切、見張り不十分
防止
ポイント
交通マナー、ルールの遵守
周辺を遊走する水上オートバイ、ボート等の確認

アクロバット遊走に伴う負傷等

原因
技能不足、気象・海象無視、操船不適切
防止
ポイント
技量に見合った遊走を心がける、救命胴衣の着用

遊走中の不注意による負傷等

原因
操船不適切、安全不確認
防止
ポイント
気の緩みに注意する、安全確認を励行する

転覆、漂流

原因
操船不適切
防止
ポイント
海上模様をしっかりと把握する

転落、転倒、負傷

原因
技能不足、気象・海象不注意
防止
ポイント
自分の技量に見合った海面状態での遊走、
救命胴衣の着用

機関故障

原因
整備不良
防止
ポイント
エンジンの整備を確実に、出港前点検の実施

PWC(水上オートバイ)の
安全情報に関しては
海上保安庁が運営する下記サイトも
ご参照ください。