PW安全協会
PWC HOW TO ボート免許 ゲレンデ情報 会員一覧 PWC FAQ FRP廃船リサイクルシステム 改造と検査
過去の記事
世界ボート選手権でPWCがレスキューに活躍!PWCレスキューの有効性を世界に紹介
2005年8月28日から9月4日の8日間にわたって岐阜県海津市の長良川国際レガッタコースで開催された「2005年FISA世界ボート選手権大会」において、PWCがレスキューやパトロールボートとして使用され、大きな効果を挙げました。
イメージ  「2005年FISA世界ボート選手権大会」は、世界60余カ国から選手を招いて開催された国際大会で、選手・関係者1,400人以上が参加した、オリンピックをしのぐ大きな規模の国際大会です。
この大会は、毎年ヨーロッパを中心として開催されてきましたが、ボート競技の世界的普及のために、今回、長良川国際レガッタコースにおいてアジア初となる大会が開催されることとなりました。
 大会は8月28日に予選を開始し、アダプティブクラス(足,手、目など障害者)の競技も含んで、9月4日までの8日間にわたって競技が行われました。
イメージ    この大会の開催にあたって、大会組織委員会は近年ハワイやオーストラリアなどの海岸・湖岸でPWCを活用した人命救助が効果を挙げていることに着目し、PW安全協会に対し、長良川近隣の消防関係者と連携した水上の救命救助活動への協力を要請し、世界ボート選手権大会で始めてのPWCレスキューが採用されることになりました。
 このPWCレスキューが採用された背景には、本年3月に静岡県の天竜川船明ダムで開催された第16回全国高等学校選抜ボート大会において、静岡県ボート協会の要請をうけた静岡県のPWC製造会社がこれに協力・支援し、PWCによるレスキュー活動が行われ、その機動性、迅速性、安全性がボート協会関係者から高く評価された経緯があります。
イメージ    この大会でPWCは、4隻がレスキュー艇および水上パトロール艇としてコース近辺に配置されて転覆などの事故に備えるとともに、公式練習、正式競技の監視は勿論のこと、ゴール後の全選手の健康状態をPWC レスキューが各艇の至近距離から顔色や動作などを見てチェックするなど、PWCならではの機動性を如何なく発揮した、きめの細かい大会運営のバックアップを行いました。
 さらに、アダプティブクラスにおいては、桟橋からの発艇から納艇までのエスコートなど、事故防止と共に選手が安心して競技に専念できる環境の創出にも貢献、また、コース内でのレスキュー活動以外にも、レース開始前のコース点検を行ったり、競技会場の上流と下流それぞれにPWCを配置し、コース内へのゴミや流木の流入を防ぐとともに、一般のボートや漁船などが誤ってコース内に進入してしまうことのないように、国土交通省の大型母船と連携してのパトロール実施など、多方面での活躍を見せています。
イメージ     これらのレスキューやパトロール活動は、PW安全協会の特別会員会社及び中部地方本部の販売店協会員によるボランティア活動により実現することが出来ました。
 このメンバーには世界ボート選手権大会やオリンピック、国内大会などで活躍をした選手OBも参加した他、PWCのレスキュー普及を目指しているWRMAのメンバーや日頃PWCの開発や実験に携わっている人達、販売店主や主力従業員の方々も参加し、連携のとれた一体感のある活動で大会をバックアップしています。
イメージ    大会では実際に、舵付き4人乗り(フォア)の浸水転覆救助の出動、シングルスカル決勝レースで西欧ボート王国の選手がゴール直後、過呼吸に陥った選手を救助し、消防陸上救助部隊と連携し、すばやい救護をしたり、コースロープに引っかかった2隻のアダプティブボートの脱出を支援する場面もあり、この際の迅速な救助活動はPWCレスキューの有効性をはっきりと示すこととなりました。
イメージ    PWCレスキューは、PWCの持つ高い運動性が迅速な救助を実現するとともに、船底に突起物がなく、救助する側もされる側も安心して近づいて行くことが出来るという、PWCの構造的な特徴が高い安全性を実現しています。
今回の「2005年FISA世界ボート選手権大会」でのレスキュー活動は、そのPWCレスキューの有効性を実際に示すこととなりました。
 今後も、海や川などのレスキューやパトロールなど水周りの安全確保において、PWCレスキュー人材の育成や機材の確保、システムの構築の試行を重ねてますます活躍の場を広げてゆくことを期待します。

過去の記事 PW安全協会TOP
Copyright(C) PWSA All rights reserved.